キャサリンフルボディ プレイ感想

クリアしたので感想を。

パズルパートとアドベンチャーパート

パズルパートで数ステージクリアするとアドベンチャーパートへ。

アドベンチャーパートで一日の行動を終えるとパズルパートへ移行する。

この作りが非常にうまいなと感じた。

パズルがやりたくてアドベンチャーを進める、

アドベンチャーの続きが気になるのでパズルを攻略する。

このパズルとアドベンチャーの両方が面白いからこそキリがいいところはあるはずなのについつい辞め時を無くしプレイしてしまう。

自分はどちらも面白く感じられたので常に楽しいと感じられたが、

どちらかがだけでも面白いと感じる人であれば本作を楽しめることができるのではないだろうか。

そしてどちらか一方を目的にプレイしているうちにもう一方も楽しめるようになるのではないだろうかと思える程面白かった。

 

シンプルな操作のパズルゲーム

パズルパートの操作は非常にシンプルである。

大きく分けると移動とブロックの押し引きのみ。

これだけの操作でありながらブロックの種類や配置のみでステージごとの個性があり、

多くのステージを飽きることなくプレイすることが出来る。

ステージの攻略方法は一つではなく、

ブロックの押し引きの仕方に加えて道中のアイテムを拾いに行くか、

そしてそのアイテムをどこでどう使うかなどプレイヤーの選択次第で攻略することができる。

アドベンチャーパートでは度々、選択肢を迫られることがあるのだが、

パズルパートでもその選択を選ぶということが表現されているのではないだろうか。

特に終盤のステージでは道が大きく2本に分けられていることがあったのでなおそうなのではないかと思われる。

 

パズルゲームが苦手な人への配慮

おそらくアドベンチャーを楽しみたい人への配慮だと思うが、

パズルゲームが苦手な人への配慮が色々されている。

先述したアイテムもその一つだろう。

ブロックを数段飛ばすことができるジャンプが数回可能だったり、

自分の周りにブロックを生成するなどアイテムを使うことによって結構無理やりな感じにステージを攻略することが出来る。

難易度も四段階で設定が可能で一番下の難易度だとトラップや時間制限が存在しなかったりする。

その他には一度ゲームオーバーになると、

オートで前回の到達点まで移動してくれる機能の存在などどれだけパズルが苦手な人でもクリア不可能という事はないだろう。

 

総評

パズルとアドベンチャー共に魅力のある作品。

今回は主にパズルについて書いたがアドベンチャー部分だけでも十分に楽しめるだろう。

ちなみにダブルヒロインのうち片方のヒロインのボイスは10数パターンから選ぶことができ、

より自分の好みに近づけることができるのだがこのシステムもシナリオに関わってくる。

詳しくは是非プレイして見てみてほしいと思う作品。

100点中、90点くらいだろうか。