アストラルチェイン プレイ感想

クリアしたので感想を。

 爽快感のあるスピーディーなアクション

 

ニーアシリーズなどと同じ開発会社であり、

 本作も爽快感のあるスピーディーなアクションを売りにしている。

軽めの武器などを使用している際にはヒットストップなどはあまりかからない分、

キャンセルで移動しやすいなど操作性が高く、

重めの武器などを使用している場合はキャンセルがかかりにくくなるぶんヒットストップが強くなり攻撃を当てた際の爽快感は強くなる。

自分は普段どちらかというと軽めの武器を使用することを好むのだが、

本作の攻撃ボタンがフロントボタンではなくZRボタンであり、

ZRを押すときの重みが軽めの武器より重めの武器のほうが合っている感じがあり重めの武器を主に使用していた。

攻撃ボタンが違うだけで使いたい武器まで変わるものなのかと少し感動した。

 

歩行について

本作は歩行モーションがリッチなものである。

しかし歩行モーションがリッチなのはビジュアル的には良くなるのだが、

操作性は悪くなってしまう。

例を挙げるとするとキャラクターが向いている方向と真逆に移動入力をした時だろう。

瞬時に反対方向に向くと操作性は良くなるが見た目はパッと切り替わるので多少の違和感がある。

見た目の違和感を無くすと瞬時に反対方向の移動が行われないので操作性は悪くなりストレスにつながる場合がある。

本作は後者のパターンなのだが爽快感のあるアクションを売りにしているのであれば前者にするべきであっただろう。

 

主人公の台詞について

本作の主人公は台詞を発することは無い。

しかしそれに対しての違和感がすごい。

グラフィックが美麗な分、喋らないのは違和感が強くなり、

感情を表に出すことはあるのだが息遣いなどの台詞と言えないもののみがあり、

何らかの理由で声が出せない人に見えてしまう。

おそらくそんな設定はないとは思うが。

ニーアと同じ開発会社でアクションの手触りは近いがニーアはストーリー面でも評価されていた。

しかし本作はストーリーも特別面白いということはなく、主人公が喋れない違和感だけが妙に記憶に残っている。

バトルの間の操作パート的なものが正直ストレスであった。

 

総評

 

アクションの気持ちよさや演出のカッコよさはあるものの、

操作性の悪さが惜しいところ。

ストーリーはニーアでハードルが上がってしまっていたためややガッカリ感があった。

60点くらいだろうか。