ゴーストオブツシマ プレイ感想

クリアしたので感想を。

 

没入感が楽しめる作品

本作の一番の特徴はその没入感だろう。

その要因の一つはまずそのリアルなモデルだろう。

ありきたりな感想だがまるで映画のようだと思わせるようなリアルなモデル。

そしてモデルだけでなくモーションも違和感がなく、

攻撃から次の攻撃もボタンを入力するタイミングによって微妙に変わるなどのこだわりが感じられる。

そしてUIにもこだわりを感じる。

やはりUIの主張が強すぎるとゲーム感が強く出てしまうからか、

画面に表示されるUIは最低限にされている印象。

かといって不便や分かりにくいなどといったことは感じなかった。

UIで印象的だったものは次の目的地の表示方法だろう。

他のゲームでよくみられるのはミニマップを表示して、

そのミニマップに目的地とそこまでの道筋を表示するなどがある。

しかし本作はミニマップは表示されず、

目的地の方向は風の向きで教えてくれる。

大雑把な方向しかわからないがそれでも十分目的地にたどり着くことができ、

風という表現は和風な本作にピッタリだろう。

 

様々な攻略方法

 

本作には様々な攻略方法が存在しており、

プレイヤーのスタイルに合った攻略が可能。

例えば目的地に行く道中で敵の拠点があった場合に、

敵と正面から刀で戦うのか、弓など遠距離から戦うのか、

はたまた敵に見つからないように移動して暗殺を仕掛けるなどがある。
敵に見つかってしまうとやり直しになってしまう場面もあるのだが、

敵に完全に見つかるまでに暗殺をすることでステージを進めることなどができたりもした。

自分はステルスアクションなどは苦手な性格なので、

敵を倒すという選択肢が存在しているのは非常にありがたかった。 

 

キャラクターの魅力について

様々なキャラクターが登場するのだが、

正直自分はこのキャラクターたちに魅力を感じることが出来なかった。

その原因は華の無さだろう。

まず主人公はイケメンでもなければムキムキでもない、

ただただむさくるしい地味な顔な印象。

ヒロイン的なキャラも美少女ではなく普通のおばさん。

キャラクターの魅力を重視することが多い自分からすると、

これは中々にキツイ問題であった。

 

総評

ゲーム性自体は非常に楽しめるのでアクションゲームが好きな人にはぜひおすすめしたい作品。

しかしキャラクターの華の無さが自分はどうしても気になってしまい、

アニメチックなグラフィックが好きだ、美少女キャラクターが好きだという人には入りづらいかもしれない。

100点満点中85点くらいだろうか。